〜派遣看護師という生き方〜お仕事体験談ブログ・派遣会社情報・コラム

臨床経験3年で派遣ナースになって10年のフリーターナースがお仕事体験談やライフスタイルコラムをつづるブログです。主に単発で健診・訪問入浴・ツアーナース・イベントナースをしていました。お仕事内容・時給・心構え・派遣会社情報等を知りたい方の参考になれば嬉しいです^^

看護師の職場の向き不向き・・・病棟&施設派と在宅派、あなたはどちらですか?

最近、私って本当に病棟看護師向いてないなぁ〜〜ってしみじみと感じる出来事がありましたのでつらつらと記事にします。

というのも、父親に末期がんが見つかり、緊急入院からの緩和ケアなう、でしてね。

父も母ももともとすごく体が丈夫で、今まで入院はおろか病院にもほとんど縁がない生活だったんです。(・・・なのにどうして私はこんなに病弱なんだろうと小一時間)
父は一泊手術とかはしたことあるけど、本格的な入院は初めて。

付き添いの母も含め、「病棟での看護師さんのお仕事」を間近で見るのも初めてというわけですね。


そこで母にしみじみ言われたのが

「いや〜あの仕事は、あんたには無理だわ」

 

・・・はははははははwwww

わたしその無理な仕事、いちおう3年間は頑張ったんですよwwwwww

 

母いわく、
・とにかく忙しい→うっかりミスが多いので怖い
・色んな仕事が同時進行→ひとつに集中するタイプなのでテンパるだろう
・患者さんからのいろんな訴えや要求→メンタル弱いから神経すり減らしそう
・看護師同士の派閥や人間関係のややこしさ→うまくやっていける気がしない

・・・ということのようですw

 

いや、さすが私の母です。
その通りなんです。
よくわかっていらっしゃる!!

 

あとはわたし、自分が病弱だったのもあって、患者さんの気持ちに共感・・・というか同感しすぎるところがありまして・・・あれもこれもしてあげたい、って抱え込んでしまいがちなんですね。ライトに割り切れないというか。
でも、やることも気持ち面も、抱え込むと自分のキャパを超えてしまって、心身をすり減らしてしまうのです。

自分でいうのもなんですが、病棟勤務時代、患者さんからの評判はよく、同僚からの評判はよくないタイプの看護師でした^^;
担当の患者さんに一生懸命お世話するから感謝されるんだけど、患者さんのとこに入り浸って姿が見えないとか、多くは新人の仕事である雑用がおろそかになるとか、そういうのでよく先輩に怒られていました。。。

 

母と話していて、病棟でずっと働けるのは

(1)心身ともにタフで、忙しくても息をするように患者さんに心配りができる才能をもった人
(2)心身ともに図太くて、心配りができなくても気にならない人

のどちらかであって、わたしみたいに

(3)心身ともに弱いし才能もないけど、全力で心配りをしようと努力している人

は、疲れて燃え尽きて離れていってしまうんだろうね・・・と思いました。

実際、新卒時代の友人で(1)タイプの子はいまだに病棟でバリバリ働いていますし、(3)タイプはみんな辞めていまは主婦してるかクリニックで働いています。
※(2)タイプは友人にはいません^^;

 

そんなわけで、「あー、(3)タイプかも・・・病棟辛いんだよね・・・」と悩んでいるかたにおすすめしたいのがズバリ在宅看護・在宅介護の道です。

病棟で燃え尽きてた頃、わたし「看護師に向いてないかも」ってずっと悩んでいたんですが、縁あって派遣で飛び込んだ在宅介護(訪問入浴ですが)は、そのお宅に訪問している間は利用者さん1人のことだけを考えれば良いので、すごーーく楽な気持ちでお仕事をすることができたんですよ。

もともと患者さんを綺麗にすることに燃えるタイプだったのもあり、訪問入浴はすごく向いていたのかもしれません(笑)

保清ケアとかより医療行為の方が好き! というかたは訪問看護もいいですよね。オンコールが続くと大変かもしれませんが・・・患者さんの家に行って1時間みっちり向き合えるので、すごくやりがいがある職場だと思います。

難点をいえば、病院よりお給料が少なめな点ですが・・・^^;

でもでも、「病棟が辛い」=「看護師できない」ってわけでは全然ないので、昔のわたしみたいに看護師辞めようかな、でも続けたいな、と悩んでらっしゃるかたは、ぜひ在宅看護・介護にも目を向けていただけたらとっても嬉しいです☆

 

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